【超オススメ】額縁のオーダーメイドもレンタルも可能です!
2020.05.27 Wednesday
「がんばる広島企業」を応援!
今回ご紹介する会社はこちら!
広島県福山市に本社はあります。
1973年創業。
掛け軸や額の表装を手がける会社です。
「はいっ!表装とは何ですか?」
いい質問ですね。
「表装」とは書などを、掛け軸や額などで仕立てる事を言います。
東洋額装はそれを専門に行っている会社なんです。
〈クイズナルホー(RCC)〉でお邪魔しました。
「書の作品は気をつけて見るけど額までは中々…」
て方が大半なのでは?
そんな方に、今日から使える表装の豆知識教えちゃいます!
そこには色んな秘密がありました!
まずは額なんですが、主に3種類あります。
『浮かし』『落とし』『べた貼り』
1つ目は『浮かし』
『浮かし』とはまさに書が浮いたように見える作りの事。
立体的に見せたい時に使う手法です。
最近で言う所の3Dの書版といった所でしょうか。
つづいて『落とし』
これは浮かしの反対ですね。
作品がグッと締まる重厚感を出したい時は『落とし』が使われるそうです。
『べた貼り』は浮かしと落としのちょうど真ん中といったイメージ。
浮くでもなく落とすわけでもない、下地の上に作品を置くノーマルスタイル。
基本的にはこの3つを覚えておけば大丈夫!
書展などで作品を見ながら...
「この『浮かし』で作品がグッと際立ちますね!」
「『落とし』がまた作品に重厚感を出してますよ」
「結局、なんだかんだで『べた貼り』が一番安心してみれますね」
とか、自由に言ってみて下さい。
「おっ!こやつ、わかるな」となるかも!?
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さてさて、作品(書)を作ったら、それをそのまま額に入れる、
と思っていた私は完全素人でした。
実際は違います。ここからが東洋額装の腕の見せ所です。
作品を額に入れる為にやらなければいけない作業がありました。
それは『裏打ち』という作業です。
「はいっ!その裏打ちとは一体どんな作業なんですか?」
いい質問ですね。
『裏打ち』とは…
作品の強度を保つ為、和紙で補強する事を言います。
全く知らない世界です。
順番に見ていきまましょう!
まず最初にやる工程は《霧吹きで作品を湿らせる事!》
「え?和紙に水を吹きかけるだって!?」
それってナメクジに塩かけるようなもの?
とってもデンジャーな気がします...
ただ、それが後々大事になってくるそうで。
続いて見ていきましょう!
続いては《濡れた作品をハケでシワ伸ばし》
これもちょっと間違うと破れちゃいそうでヒヤヒヤよ。
心臓に悪いわぁ。
続いては《のり付けした別の和紙を作品の裏に貼って伸ばしていく》
和紙on和紙て事です。
下地てイメージかな?
その工程を経て乾燥させると和紙が伸びていい感じになるそうです。
こうやって『裏打ち』作業終了です。ふぅ〜
なんかわかりませんが、汗出るで。やってないけど(笑)
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東洋額装は額も自社で製造しています。
様々なパーツが揃ってるので作品に合った表装が可能です。
ただ、表装デザインは基本は東洋額装の職人が選定しているそうですよ。
最初に紹介した『浮かし』や『落とし』の選定も東洋額装が行なっているそうです。
「めちゃくちゃセンスが問われるやん!」
なんともプレッシャーがかかる現場ですなぁ。
勿論、個人が直接選んでデザインしても構いませんのでご安心を。
さらに東洋額装では額のレンタルも行なっています。
実は額縁にお金がかかったりするかね。
展覧会に応募するだけで額縁が必要だったりするわけで。
「額(縁)も必要だし(金)額もそれなりに...」
その点、レンタルだと経済的にも嬉しいし、保管場所にも困りません。
東洋額装、さすが目の付け所が違う!
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表装はあくまで引き立て役。
主演(作品)がいるから成立するわけであって。
料理でも器がいいから美味しくなるわけではありません。
それに見合った作品を作り上げる事がまずは大事かと。
クリアしないといけない最低ライン…
まずはそれを突破する事からですな!
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というわけで最後に、最低ラインを突破した作品をご覧あれ!
この作品を見て皆さんはどう感じるでしょうか?
え?額に謝れだって?
さーせん!...ガクン。
以上、BYE!
額と言えば書だけじゃないよねー。
写真を入れるとまた映えるぅー♪
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注:東洋額装とは全く関係ございません。あしからず。